300年前の懸け仏を掲げ奉る
天満神社には、寛延3年(1750)に奉納された懸け仏三面が現存しています。
明治時代の神仏分離令の際に、取り外してしまい込んでいたのを、補修し向拝の虹梁に掲げ奉りました。
向かって右側が地蔵菩薩=池大明神、中央が聖観音菩薩=天満自在天神、左側が八臂弁財天=市杵島姫命のお姿の懸け仏です。それぞれ直径一尺の銅板で作られています。三柱のご祭神に対応した仏様です。
中央の観音さまの懸け仏の左右はあうんの龍、上部は軒を支える邪鬼の彫刻によって、守られているような配置になりました。
ホームページの文化財にて、分かりやすい写真を紹介しています。