【七五三】ロケーション撮影:業者選びのポイント、神主の着眼点【初宮】
11月も終わりに近づき、七五三の最盛期を過ぎつつあります。近年は、年間通してご依頼をいただき、分散傾向にあります。同時に、ロケーション撮影を依頼されるご家族が増えています。ロケーション撮影をご依頼されるときの業者選びのポイントを、神主の目線で、お伝えしたいと思います。
国安天満神社では、ご予約いただき一組ずつ丁寧にご祈祷いたしております。七五三とご一緒に、赤ちゃん(ご弟妹)の初宮や安産祈願をご依頼いただいた場合でも、お待たせすることはありません。また、利便性向上のため、写真撮影者に制限を設けていません(マナーを守っていただき、ありがとうございます)
料金体系やサービス内容などを比較検討して、写真撮影をどこに依頼するかを決めることになると思います。その際、気付きにくいポイントを神主目線でお知らせします。
(1)お参りされる神社での撮影経験が豊富:ご祈祷の流れを熟知して、適切なカメラアングルを確保しておかないと、ご祈祷中の撮影好機を逃してしまいます。また境内での撮影ポイントは、時間帯・季節・天候によっても変わってきます。社殿・境内やその周辺を熟知していることが大切です。
(2)一人よりも二人:お子様の楽しそうな自然な一瞬を切り取った写真は宝物になります。お子様の魅力を引き出すために、声がけをしながらの撮影が通常です。ただし、撮影者一人だと、カメラのファインダーをのぞきながら声がけをすることになってしまいます。それに対して、撮影係と声かけ係の二人体制だと、それぞれの役割に集中でき、好機に恵まれます。カメラを構えていないもう一人がお子様としっかりと目線を合わせて盛り上げている様子を見ると、その価値は大きいように感じます。
(3)天気・天候:神頼みの領域かもしれませんが、予報を見ながら臨機応変に日時変更に対応してもらえるかどうか、相談してみるのも良いかもしれません。ただし、繁忙期は難しいと思います。






























