ヘビの抜け殻
国安天満神社には、大蛇の逸話があり、ヘビともゆかりが深い神社です。ヘビの抜け殻を境内の梅の木で見つけました。殻を枝に引っかけて脱皮しやすい木を選んでいるようです。
抜け殻をよく観察すると、抜け殻の主のヘビの種類を絞り込むことができます。鱗の数(体鱗列数)が23列だったので、どうやらアオダイショウの抜け殻のようです。社殿の傍らの神木から顔を出し、豊臣秀吉を驚かせた大蛇は、アオダイショウだと考えるが妥当なようです。その子孫が今も神社を守ってくれていると思うと、とても心強いです。おとなしいヘビなので見かけてもそっとしておいてあげましょう。